2012

クラレンドル ボルドー・ルージュ

クラレンドル ボルドー・ルージュにはジャムのような濃縮感はなく、バランスとエレガンスが感じられます。この赤ワインの繊細な個性とストラクチャーは、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、カベルネ・フランという3つの伝統品種のブレンドから生み出されます。各品種の特性をブレンドすることにより、ドメーヌ・クラレンス・ディロンの醸造家とクラレンス・ディロンのスタッフは完璧に調和のとれたワインを創り上げるのです。

テイスティングノート

輝きのある濃いめのガーネットレッド色。ブーケは複雑でフルーティー、かつ熟したベリーのニュアンスがあります。絹のように滑らかなタンニンを抽出するために細心の注意が払われています。フレッシュな酸がワインの魅力的な果実味と味わい深さに一役買っています。さらに、力強い余韻が長く続き、心地よい後味です。全体的に滑らかでエレガント、かつバランスが取れています。

天候

2012年の生育期は、畑において常に細心の注意を払う必要がありました。しかし夏の暖かく晴れやかな天候が、高品質のヴィンテージを生み出すのに貢献してくれました。とはいえ冷涼で雨の多い4月の芽吹きからヴェレゾン(ブドウの色づき)まで、長期間にわたって不安定な状態が続きました。幸いにも、7月と8月は理想的な暖かさと乾燥した気候に恵まれました。ボルドーには「août fit le moût」(8月がマストをつくる:転じて8月はワインの品質に決定的な影響を与えるという意味)という有名な言葉があります。ブドウは成熟することができましたが、収穫の際には慎重な選別が不可欠でした。9月は晴天に恵まれ、最終的に非常にすばらしいヴィンテージへの願いが叶いました。

製品の詳細

  • 美味しいお召し上がり方

    テーブルに出す時の適温:18℃から20℃
    クラレンドル ボルドー・ルージュはテーブルに出す1時間前に開栓してデキャンターに移しておくとよいでしょう。

  • ブドウ品種

    57 % メルロー
    30 % カベルネ・ソーヴィニヨン
    13 % カベルネ・フラン

  • アルコール度数

    13.5°