2005

クラレンドル ボルドー・ルージュ

クラレンドル ボルドー・ルージュにはジャムのような濃縮感はなく、バランスとエレガンスが感じられます。この赤ワインの繊細な個性とストラクチャーは、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、カベルネ・フランという3つの伝統品種のブレンドから生み出されます。各品種の特性をブレンドすることにより、ドメーヌ・クラレンス・ディロンの醸造家とクラレンス・ディロンのスタッフは完璧に調和のとれたワインを創り上げるのです。

テイスティングノート

輝きのある濃いイエロー。

2005年クラレンドル ボルドー・ルージュの最も際立った特徴は、その力強さです。中盤の味わいから後味まで非常に豊かで、驚くほど濃厚です。かなり高い酸が様々な果実味を引き立てています。
2005年のクラレンドル・ルージュはすばらしいバランスに仕上がっています。心地よいアタックから始まり、中盤は徐々にボリューム感のある力強く濃縮された味わいになっていきます。やがて豊かで滑らかな風味が表れ、とても長くてエレガントな余韻へと続いていきます。
ブーケに含まれる香りがみごとに味わいへと引き継がれ、赤系と黒系の果実、スパイス、花、バニラ、ミネラルのニュアンスが感じられます。
タンニンは時間とともに柔らかくなり、ビロードのような質感と豊かな果実味へと変化していきます。

天候

2005年は干ばつに見舞われた年としていつまでも語り継がれていくでしょう。生育期間中の積算雨量は480mmで、例年の平均雨量約800mmを大きく下回りました。
幸いにも、ブドウ樹は乾燥した環境にうまく適応し、この干ばつは何の問題も引き起こしませんでした。それどころかブドウは非常に濃縮され、みごとな成熟を遂げたのです。

製品の詳細

  • 美味しいお召し上がり方

    飲み頃:2010年から2012年
    テーブルに出す時の適温:18℃から20℃
    クラレンドル ボルドー・ルージュはテーブルに出す1時間前に開栓してデキャンターに移しておくとよいでしょう。

  • ブドウ品種

    82 % メルロー
    13 % カベルネ・ソーヴィニヨン
    5 % カベルネ・フラン